2014年10月16日木曜日

動作が重くなったら TeamViewer をバッチファイルで再起動

1. TeamViewer の動作が重くなったら、サービスを再起動する

 TeamViewer でノートPC から デスクトップPC を操作している。

古いデスクトップPC を使っているので、接続先の Windows のテーマを「ベーシックモード」または「Windows クラッシック」に設定。しかし、長い時間接続していると、定期的に動作が緩慢になる。

このような場合、プロセス `TeamViewer_Service.exe’ を強制的に再起動すると元に戻る。

アプリケーションの再起動には、System Explorer を使うと良い。接続先であるデスクトップPC にモニターとキーボードを接続していないため、アプリケーションを終了させてしまうと、何も操作できなくなってしまう。そのため、終了から再起動まで面堂を見てくれるアプリケーションが必要。

しかし、アプリケーションの再起動をする操作は手間がかかる。そこで、TeamViewer を再起動する専用のバッチファイルを用意することにした。

 

2. `TeamViewer_Service.exe’ を再起動するバッチファイル

a. restart.bat を配置

Windows でアプリケーションを再起動するバッチ処理 を利用する。

上記を適当に restart.bat と名前をつけて保存する。

ここでは C:\restart.bat に配置した。

 

b. restart.bat を起動するショートカットを作成

C:\restart.bat に対するショートカットファイルを作成する。

SnapCrab_No-1556

  • ショートカットファイルのプロパティ > ショートカット > リンク先

に、OS に応じて、以下の値を入力する。

  • 64bit: C:\restart.bat "TeamViewer_Service.exe" "C:\Program Files (x86)\TeamViewer\Version9\TeamViewer_Service.exe"
  • 32bit: C:\restart.bat "TeamViewer_Service.exe" "C:\Program Files\TeamViewer\Version9\TeamViewer_Service.exe"

追記(2014/12/9): Version 10 にアップグレードしたら、以下に変更する。

  • 64bit: C:\restart.bat "TeamViewer_Service.exe" "C:\Program Files (x86)\TeamViewer\TeamViewer_Service.exe"
  • 32bit: C:\restart.bat "TeamViewer_Service.exe" "C:\Program Files\TeamViewer\TeamViewer_Service.exe"

SnapCrab_No-1557

ただし、restart.bat に与える第2引数は、System Explorer で確認すること。 System Explorer を起動したら、「プロセス」タブで TeamViewer_Service.exe 検索し、右クリック > 「プロセスの詳細」を参照。

SnapCrab_No-1554

後は、クイック起動にバッチファイルを置けば、必要なときに素早くバッチファイルを起動できる。