2013年6月23日日曜日

無線 LAN が頻繁に途切れるので、Aterm の「デュアルチャンネル機能」を無効にした – inSSIDer で無線の混雑状況を確認

1. インターネットが途切れる

無線 LAN 親機として Aterm を利用している。最近、インターネットを利用中に回線が途切れるようになった。動画を再生中に止まることがよくある。リンクをクリックしても、反応が悪い。

自分の部屋は無線親機から遠いが、以前は今ほどネットが不安定になることはなかった。

 

2. 「デュアルチャンネル機能」を無効にした

安定しない原因は、Aterm の「デュアルチャンネル機能」にあった。

価格.com - 『ニコニコ動画だけ途切れる』 NEC AtermWR8700N PA-WR8700N-HP のクチコミ掲示板 によると、

チャネルに空きがないにも関わらず、デュアルチャネルにしてしまって不安定になっているのではないでしょうか?

「デュアルチャンネル」機能とは、無線通信を高速化する技術。

デュアルチャネルで無線LANがスピードアップ!|トピックス|AtermStation によると、

… Atermはこの先端規格により、まず複数の無線部により2つのデータストリームを1つのチャネル上で空間多重する「MIMO」で伝送速度を倍速化。…、2つの無線チャネルを束ねる[デュアルチャネル(※2)]モードによって2倍以上に高速化!理論値で300Mbps(※1)、実効スループットでも有線接続にせまるハイスピードを実現します。

SnapCrab_No-0308

ただし、周囲の無線利用状況によって、接続が安定しないようだ。

デュアルチャネル によると、

周囲に同帯域を使用する無線LAN機器が多数存在する環境でデュアルチャネル通信機能を動作させた場合、無線接続ができない場合があります。
そのような場合には使用するチャネルを変更するか、デュアルチャネル通信機能を無効にしてご利用ください。

そこで、無線親機にアクセスし、[無線LAN設定] における「デュアルチャンネル機能」を無効にした。

SnapCrab_No-0303

この設定により、インターネットが途切れなくなった。また、リンクをクリックしたときのレスポンスが良くなった。

 

3. 無線の混雑状況を確認

inSSIDer を用いると、周囲の無線 SSID を調べることができる。使用されているチャンネル、電波の強さをグラフで示してくれる。

確認したところ、以前より無線の利用が増えていることが分かった。このため、無線親機から遠い自分の部屋では接続が安定しなかったようだ。

SnapCrab_No-0304

無線LAN が頻繁に途切れるので、ルータのプロテクション機能を利用 (コミュファ光) にづづく…

 

関連記事

2コメント:

通りすがりの火狐ユーザー さんのコメント...

現在使用中のPCが非対応ならしょうがないですが、折角親機が11a対応なので11a接続を試さないのは勿体無い…
>【無線規格】IEEE802.11a / b / g / n 450Mbps(規格値)対応

無線LANの普及により多用され過ぎの感がある2.4GHz帯と違い、5GHz帯は電子レンジや青歯機器との干渉が無いので便利かとw


…ご近所も5GHz活用してての干渉ではしょうがないですけど

jutememo さんのコメント...

実は、プロバイダーの契約を変更したら、電話線を繋ぐためのポートを備えたルータが送られて来て、使っていたルータが用なしになってしまいました。

新しいルータは 5GHz 帯を利用できなかったので、今まで使っていたルータを「アクセスポイント」として活用し、5GHz 帯を使えるよう試してみました。
近所に 5GHz 帯は全くなかったんですが、自分の部屋では 2.4GHz帯 の方が受信状況が良かったです。
そのため、仕方なく今まで使っていたルータを「子機モード」にして壁際ギリギリに設置して使っています。 (+_+)